以前、認知症のコミュニケーション術について書きました。

認知症、バリデーションという方法~高齢者とのコミュニケーションのコツ~


今回は、ご自宅で簡単にできるツボ刺激と手の施術のことをご紹介します。

脳の働きを活発にしてくれるツボ、百会(ひゃくえ)

 

目と目の間、左右の耳の上を結んだ線の交差したところ、頭頂部にあるツボ。一点だけでなく、百会の周りの他のツボも刺激してみてください。百会は、物忘れのほか、頭痛、眩暈、高血圧、あと白髪、抜け毛にも効果的です。

以前、白髪、抜け毛のツボでご紹介しています。

 

白髪、抜け毛のツボ、百会(ひゃくえ)~自宅で簡単!ツボ刺激〜

コミュニケーション術でも書いたように、安心感はとても大切なこと。私も高齢者の方の椅子での施術の場合、まず、向かい合って、手の施術から行います。これは安心感のためでもあります。会話をしながら、リラックスしていただくこと。初めての方も、この状態であれば、ご自身の方からいろんな話をしてくださいます。

お話を伺っていると、ご家族の方に気を使って生活されているのが窺えます。遠慮しつつ、いつのまにかそれが蓄積されていくのかもしれません。胸の中にある思いを、まずは出していただいて、体だけでなく心もスッキリしていただいています。

皆さん、とても穏やかな表情になっていただけるのが優しい施術の効果的なところ。優しい刺激はしっかりと脳に伝わります。ぜひ、ご家族の方もゆっくりと手のマッサージをしながらコミュニケーションを取っていただけたらと思います。

忙しい中でもそういう時間を作ることで、生活もスムーズにいくようになります。むずかしい手技は必要ないと思います。触れて、ほぐしてあげるという気持ちだけで、スキンシップになり、お互いが優しい気持ちで過ごすことができます。セラピーはする側も癒されるというもの。ご家族の方こそが、ホッとする時間が必要ですよね。

認知症に関しては、セラピーだけでなく、ウォーキングなどの運動、アロマの香りなど、実際に効果があったことが紹介されています。

認知症予防、脳の若返りの方法について書きました。

 

 

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