医療の専門学校に通った3年間。

勉強のために通った場所などもたくさんあります。勉強に集中しやすいカフェ、心身のケアのための治療院、お世話になった場所、役に立った本やサイトなど、これから、同じように国試を目指している方のためにも、おすすめのものをお伝えしていきたいと思います。

先日のブログ、国家資格取得を目指した理由〜来年還暦、55歳からの挑戦〜をアップしてから、たくさんのお祝いのメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。正式な発表前のフライングブログではあったのですが、ブログ解禁と同時に書きたいことが溢れて、手が止まりませんでした(笑)

ご連絡いただいた中で、1日15時間勉強のことについての質問がありました。国試合格という目標達成のために、私にはそれだけの時間が必要だったということなのですが、どうして続けられたのか、ということに関してもまた改めて書いてみたいと思います。

ただ15時間勉強がいいのか良くないのか、もちろん体には負担がかかるのではおすすめしません。それだけの時間、頭を使っていると睡眠欲もなくなり、頭を休める時間も減ります。常に頭に血が上り、結果、円形脱毛症になりました。

そんな状況の中で、治療でお世話になった先生もお一人ではありません。森ノ宮の学校からも近い自然堂鍼灸院さんでは、試験勉強で疲れた心身を整えてもらっていました。

元々、鍼を受けるのが苦手なので、優しい治療をされている鍼灸院に伺っています。鍼灸にも様々な流派がありますが、自然堂鍼灸院さんでは、問診、脈診、舌診、腹診などから体質をみて、治療をしてくださいます。鍼の本数も少なく、とても優しい刺激の鍼とお灸です。先生のゼミに参加して、経絡治療というもののおもしろさを知り、学びたいと思いました。

苦手なのに、なぜ鍼灸師を目指したのか。それは15年前、東洋医学を学んだとき、脈診と舌診の授業があり、おもしろい!もっと勉強したい!と思ったのが理由の一つ。医療の専門学校では脈診の授業もあり、国家資格を取得すれば行うことも可能になります。

今の温緩堂の施術も優しいもの。鍼灸師になってもその方向性は変わりません。