3年間通っていた、医療専門学校の卒業が決まり、先日、はり師、きゅう師の国家試験を受験しました。

正式な合格発表は3月末ですが、学校の採点では合格ということで、マークミスなどなければ、鍼灸師の資格を取得できることになります。

中医学の整体師として15年間続けてきて、医療の分野は奥が深く、西洋医学の知識もさらに深めたいと思いました。東洋医学の強みを知ってもらいたいからこその、医療人として必要なことと感じ、55歳に医療の専門学校夜間部の学生生活をスタートし、来年還暦を迎えるという年齢で、国家試験を受験したということです。

いやー、ほんともちろん簡単ではない道のり。生きてきて、これほど勉強したことはなかったというくらいの時間、机に向かいました。食事中、歩きながら、移動中と、とくに3年生後半では、1日15時間は勉強していました。この辺のところは、また詳しく書きたいと思っています。

まず、今回は今後どういうことをしていきたいのかということを書き留めておきます。確定してからまた具体的なことをお伝えいたします。

例えば、

・不定愁訴などの、はっきりした原因がわからないけど、不調が続いている
・関節リウマチのような自己免疫疾患など、原因はわかっていても、どうして免疫異常が起こるのか不明な病気
・コロナ後の後遺症など

東洋医学の強みでもある、病気を治すという視点よりは、症状を少しでも軽くするための治療。東洋医学の心身一如という考え方からも、体と心の両面からのアプローチ。これは今までの考え方とかわりません。

さらにフライング的なことを少し書きますが、今までやさしい心地よい整体を提供してきたことと同様に、やさしい心地よい鍼とお灸を、と考えています。

 

コロナに関しても、家族がコロナに感染したという経験からも、伝えたいことがたくさんあります。

勉強のために、しばらくSNSを控えてきた分、しっかりと発信してまいります。
今後とも、温緩堂をよろしくお願いいたします。