温緩堂には、不眠症でお悩みのお客様が多くお越しになられます。施術のときに、共通して気になるのが、頭の張りと足先の冷え。眠りが浅かったり、疲れてるのに眠れない、眠れないと頭の張りが取れない、それで疲れが取れず、気分も落ち込んでくるということに。そしてまた眠れないという悪循環を繰り返してしまいます。

そんなときには、施術と並行して、呼吸法、ストレッチなどを行ってもらいます。深呼吸すること、ご自身で寝る前に簡単なストレッチをしてもらうだけでも、リラックスができて眠りを誘ってくれます。どちらも血行が良くなることで体が温まってくれるので、自然に眠くなってきます。

ツボ刺激でも不眠に効果的な箇所がいくつかあります。今回は、冷え性にも効果的な不眠解消のツボをご紹介します。

安眠、不眠の特効のツボ、三陰交(さんいんこう)

内果尖(内踝)の上方3寸(指4本分)。脛骨内縁の後際。親指と人差し指、中指でつまんでみると、きゅーっと痛みを感じる場所です。血行を良くして、緊張をほぐしてくれます。ここは、生理痛、生理不順、不妊症など、婦人科系の諸症状にも効果的な、女性にうれしいツボです。全身の血行にも関係する場所なので、冷やさないようにすることが重要です。不調な方は、夏でも冷えてることが多いです。足湯をするだけで、全身が温まるということでもツボの効果を実感できます。

ただこれも続けることが大切です。内側にある陰経のツボは、調子を崩してしまうと、戻すまでに時間がかかります。一時的に行うのではなく、習慣にすることをおすすめします。続けてこそ変化していき体調が整ってきます。そこから、不快な状態から解放されて、体の悩みが解決していくことに繋がります。体は正直です。普段の行動にきちんと応えてくれますよ。

ふ~っと、ゆっくり深呼吸しながら、ツボ刺激。今日も一日お疲れ様でした。朝までぐっすり眠れますように。

 

 

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