施術の流れとして、まず施術前に壁にもたれて身体の感覚を確認してもらいます。さらに写真を撮って、横、後ろ姿も見てもらいます。施術後も変化をチェック、ご自身の感覚だけでなく、目でも確認していただきます。

施術前の姿勢で、普段の体への意識や使い方が見えてきます。忙しい中でも、毎日のようにケアをしているときちんと体は応えてくれるんですね。だから少しの変化にも早めに気づくことができます。

今回のお客様も、体のだるさを感じ、早めにケアに来てくださいました。普段からセルフケアも心掛けていらっしゃいます。常にしんどさから解放してあげる工夫をすることで、生活の質も向上していきます。

施術後、疲れが溜まっている場合は、抜けるまでに体を休ませようとする反応が起こります。やたら眠かったりして、いつもとは違う、睡眠の変化。だるさが一時増すこともあります。身体をいい状態に持っていくための反応ですので、こういうときは素直に休ませてあげることをおすすめしています。

抜けてくれた後のすっきりとした感覚。この状態を保つことが理想です。そのためにも生活の中に、プロによるケアとセルフケアも組み込んでほしいと思います。気血の巡りを良くすること、元気に過ごす工夫をぜひ取り入れてください。