脳出血の後の施術について
4年前になります。友人のお母様が脳出血で倒れたと連絡がありました。少し落ち着いてから、何度か施術に伺ったときに書いたブログがこちらです。
このときの想いを、感じたことを記録しておいてよかったと思います。現在は、老健、いわゆる介護老人保健施設に入られています。症状は安定されていますがリハビリが必要な状態です。私の施術は、毎週６０分受けていただいています。そのとき友人には会えないので、ノートでやり取りをしています。
４年前、意識は戻らないと診断を受けられたのですが、友人はそれを信じたくなかったのだと思います。私もこのときの施術時のご様子を拝見していて、きっと意識は戻ると確信できました。
意識が戻ったこと、快復されたこと
そしてその後、意識も戻り、会話のやり取りもできるまでに快復されました。ここまで来るには、本当にいろいろなことがあり、たくさんの人たちに助けられたといいます。
あきらめずに、いろいろ刺激することはいい結果をもたらすこともわかったと話してくれました。そして、お母様の例はとても稀だそうで、お医者さまからは学会で発表させてほしいと頼まれたそうです。
実際の体験談の発表例は少ないそうで、同じようなご家族は情報も少なくつらい思いをしているだろう、少しでも知ってほしいとも言っていました。もちろん家族があきらめなかったということも大きいのだと思います。
同じようなご家族に、希望を持ってもらうことができたらうれしいです。
追加:急性期のリハビリが、その後の回復に大きか影響することがわかってきています。内容も達成感を得られるものなど多様化しています。
私の施術後は、「お小水が増えること」「言葉が増えること」「表情が明るくなること」「体が柔らかくなること」など、施設のスタッフの方が話してくださっています。
ご家族やお友だちなど、以前から顔をよく知ってる人とは会話が弾みます。施術後、ニコッと笑って、「ありがとう」って言ってくださるのは、ほんとうにうれしくて元気をもらえます。
緊張がひどく弛緩が必要な方へ
手のひらセラピー（漢方整体）は、緩んでもらうことを考えて、優しい施術で行います。とくに高齢者や障がい者の方、緊張がひどく弛緩が必要な人に効果的です。
現在、脳出血、脳梗塞の方の施術では、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、それぞれ毎週伺っています。
もし、受けてみたい、どのような施術かを知りたいという場合、初回無料で体験していただくこともできます。
ご家族の方が取り入れたいと思われたら、まずは試していただいたらいいかと思います。お問い合わせは、こちらまでお願いいたします。
（2017年より手のひらセラピーを漢方整体と表現しています。内容は同じものです）
