さすることで痛みが和らぐことのメカニズムが解明された！
以前、「触れることで病気やストレスが改善される」ということをテレビで放送されたときに、友人から連絡があったり、多くの方からお問い合わせをいただきました。
今回はさすると痛みが和らぐ仕組みが解明されたことが放送されたようです。
さする、いわゆる手当ての効果というのは以前からわかっていて、最近では、痛む部分の神経の再生効果は発見されていました。ただ具体的なメカニズムは不明でした。
痛み、「さする」と和らぐ仕組み解明
https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/region/amp/170112/rgn1701120014-a.html
群馬大大学院の柴崎貢志准教授（分子細胞生物学）は１１日、打撲などで痛む部分を「さする」行為が神経の再生効果につながるのは、特定のタンパク質が細胞内にカルシウムイオンを取り込ませ、神経の再生を促すことを世界で初めて発見したと発表した。柴崎准教授らは平成２２年に再生効果を発見したが、具体的なメカニズムは不明だった。今回の解明は新薬開発や神経を損傷した患者の治療法応用が期待できる。
手のひらセラピー（漢方整体）では、痛みの改善のための手技には、まず温める、さする、あとはそのときの症状や状態によって、押す、引っ張る、揺らすなど、基本はやさしい刺激で行います。そうすると、呼吸が深くなり緩んでいきます。張りが取れて、柔らかくなり痛みが改善していきます。そのとき、重い症状の人は、一旦痛みなどが増すこともありますが徐々に落ち着いていきます。
そのあとは、セルフケアや、身体の動かし方、使い方などがうまくできると、本当に起こりにくくすることができます。ただケガの場合はまた注意点があります。
触れること、さすること、スキンシップの大切さ
改めて、体の仕組みは素晴らしいと感じました。そしてやはり精神的な部分での改善につながることも、可能性はもっと深く広いはずです。触れること、さすることは身近な人でもできること。スキンシップの大切さも知ってほしいですし、さらに発信していきます。
