サロンにお越しになるお客様で多いのが、頭痛でお悩みの方。今回は、痛みに関して書きたいと思います。
痛みを手放すということ
体の痛みは、様々な原因がありますが、共通していることは、手放すことを決めた人は、その方向にいくということ。痛みがなくなるという気持ち、痛みから解放されたいという想いがあれば、改善の早道になります。
痛みは脳が感じることです。手当てという言葉があるように、手を当てるだけで楽になるということが実際あります。気持ちが関係しているということは、きっと誰もが気づいていることだと思います。心の持ち方で痛みが楽になるのであれば、前向きな気持ちでいたいですよね。
施術で楽になるということは、しくみから考えると、当たり前のことなのかもしれません。まずサロンに来てくださる時点で、良くなりたいという気持ちがあるということですよね。あきらめてる人は、ここに辿り着かないのかもしれません。繰り返し言ってることですが、痛みを抱えている理由があり、手放すことでバランスを崩すとしたら、痛みから逃げられないのかもしれません。
私自身も中学生の頃から、毎月頭痛がありつらくて薬が手離せませんでした。頭痛にも種類がありますが、私の場合は片頭痛でした。痛くなる前に視界が狭くなり、虹色の光が見えてきます。そのあと、痛みとともに嘔吐を伴います。薬に頼ること、続けることの不安。起こる時期、感覚から、いろんなことを試しました。そして体と心の勉強をするようになり、完治したことで、だからこそ、頭痛は、痛みは取れるという考えを持って施術をしています。
体は深くて複雑ですが、見方を変えれば単純なのかもしれません。治ると信じると体も動いていくから不思議です。極端なことをいうと、施術を受けなくても痛みから解放されている自分を具体的にイメージするだけでも、治る方向に動いていくということです。
痛みは緩めることで改善する
施術を受けてもらって、自宅ではセルフケアを続けていただきます。セルフケアが苦手な方は施術を増やしていただくことになりますが、セルフケアも慣れると継続することもむずかしくありません。お客様の症状によっては期間も違います。時間がかかる方もいらっしゃいますが、ゆっくりでも改善していかれます。決してあせらないこと。信じる気持ちは持ち続けてほしいです。
体を緩めること。施術でも呼吸法でも脱力してもらう。体の力が抜けると、呼吸が深くなります。心も軽くなって前向きになります。痛みを抱えてる人、痛みから解放されたい人、痛みでお悩みの方は、脱力することで改善したという方法があります。ぜひ試してみてほしいです。
