先日、瀬戸内寂聴さんの特別法話を聴いてきました。

母がツアーに参加したいと言っていたのが昨秋。そのときはすぐ満席になってしまい、次を待つことにしました。

源氏物語にゆかりのある京都清凉寺境内にある竹仙の昼食と、奥嵯峨野寂庵で法話聴くというツアー。

まずは、清凉寺へ。本堂の釈迦如来像の前での副住職さんの法話。そして散策。梅はまだ蕾が多いですが、白とピンクと早咲きのものもありました。

お食事は、湯葉湯豆腐御膳。湯葉、生麩、ごま豆腐、そして湯豆腐。どれも優しいホッとするお味。年齢とともにこういうものが好きになってきました。

食後、寂庵に歩いての移動。綺麗にお手入れされたお庭には、ほっこり笑顔が並んでいました。

初めての瀬戸内寂聴さんの法話。生き方、考え方もユーモアたっぷりでした。質問の悩み事も、すべて笑いに変わっていきます。重くしてるのは結局自分自身。食べたいものを食べて、笑って過ごしていると。

腰痛と、手が痛いのにも関わらず、1時間立ったまま、マイクを手に持って話されたこと、サインをしてくださったことなど、95歳になってもその気力にも尊敬、感謝します。

80歳になる母は、昨年の入院からさらに行動的になってきました。今したいことをする、行きたいところに行くというふうに。スマホも始めました。2人で出掛けることも増えてきました。まだまだおつきあいしますよ。