「漢方整体って、どういうものですか?」「ボキボキしたり、ゴキゴキ骨を鳴らしたりするのでは?」という質問をよく受けます。

整体も様々ですが、私の行っているものは、緩やかで優しいものです。写真のように皮膚を引っ張るという手技が入ってくるので、強く押すということはしません。ここを触れると、体が緩んだり、変化するという場所があり、それは強く刺激をする必要はありません。強くするとかえって抵抗してしまうので、極力、ふわっと優しい刺激で行う必要があるのです。

強い刺激に慣れている方は、最初は物足りなさを感じるかもしれません。しかし、優しい刺激は繰り返し行うことにより、あるときから感覚が変わってきます。これは、感覚が正常になってきたということになります。感覚の器は、大きすぎても小さすぎてもいけません。痛みは体を守るという大切な働きです。皮膚の痛みを受けとめるものを、本来の大きさに戻し、適切に痛みを感じられるようにするというのは、体を守るために重要なことです。

身体には、それぞれ役割があります。その部分にしっかりと目を向けてあげて、体からの正しいメッセージを受け止められるようにしたいものです。あ

漢方整体、中医学の出会いについて書いています。

https://angeplume.com/blog/archives/415

セラピー、施術資格取得のこと~中医学との出会い | 疲れが溶ける、痛みが抜ける、漢方整体院温緩堂

 

漢方整体の仕組みについて、書いています。

https://angeplume.com/blog/archives/633

血液の循環を促進する~手のひらセラピー(漢方整体)のしくみ~

皮膚を引っ張ることで、皮下脂肪と筋肉の間の隙間が大きくなって、血管が広がり、戻すときもポンプの作用で血行が良くなります。