セラピーとの出会い

以前にも書いたことです。この仕事をするきっかけになったセラピーとの出会い。セラピーをしたいと思ったのは前職での体験からです。経営者の方との関わりの中で、体調を崩されたりということだけでなく、命についても考えさせられることもありました。体と心、両面からのケアが必要だということに気づくきっかけにもなりました。

西洋と東洋の併用

自分自身のことでもそうです。偏頭痛、椎間板ヘルニア、髄膜炎、西洋医学だけでなく、東洋医学、中医学を取り入れたことで、完治できた場面があり、とくに髄膜炎のときは、入院中に東洋医学の治療に移行することで助けられました。

自分の中ではとても単純なことだと思っていました。でもこれはめずらしいことで、私は恵まれていたということになるのかもしれません。私のところにお越しくださる方もどこに行けばいいかがわからず、ようやく見つけてくださるという状態です。「治る」ということをあきらめ、今の状態を保ちつつ過ごすということが当たり前になっているなんて、本当に悲しいことです。健康で過ごすことを当たり前として生きていくのはむずかしいことなのでしょうか。けっしてそんなことはないはずです。

セラピー(漢方整体)を広めるための方法とは

自然治癒力を高める、セラピー(漢方整体)で改善されたという事例をどのように集め、まとめ、広めることをすれば、医療の現場で当たり前に取り入れられるという日が来るのか。様々な人と話してる中で、自分はとても遠回りをしてるような気がしていて、本当に目指していることは何か、どこに向かいたいのか、また考えて止まってる自分がいます。

何のためのセラピー(漢方整体)、施術、そしてセルフケア、ウォーキングなのか、まったく伝えることができていないこと、自分の表現力、ただ継続しているだけでは意味がないと指摘されて気づいたこと、方向性を変えるということではなく、方法を変えることも必要なのではとも感じています。施術も、セルフケアもすべて、自然治癒力を高めるということが基本にあります。たくさんの方が支えてくださっていることも、もちろん感謝しているからこその、正しいこととは何か、判断する力がほしいです。

(2017年よりセラピーを漢方整体と表現しています。内容は同じものです。)