手のひらセラピー(漢方整体)のしくみの続きです。前回は、心理的な効果について書きました。https://angeplume.com/blog/archives/617

今回は、皮膚の運動について。手のひらセラピー(漢方整体)の施術は、押す、擦る、揺らす、叩くなど以外に引っ張るという手技が入ってきます。この引っ張るという手技は、他の手技とはまた違う作用があります。

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血液の循環を促進する

皮膚を引っ張ることで、皮下脂肪と筋肉の間の隙間が大きくなって、血管が広がり、戻すときもポンプの作用で血行が良くなります。結果、血液の循環が良くなることで、新陳代謝が活発になること。そして、メリットとして、運動ができない状態でも疲労や痛みを取り除くことができます。

皮膚には、末梢神経、毛細血管、汗腺などがあります。皮膚を引っ張るという手技によって、皮膚の運動となり、新陳代謝が活発になり、血行が良くなり細胞を活性化します。その結果、皮膚が若返り、美容効果も期待できます。

引っ張るという独特な手技。これは、顔、頭から、足の先まで全身に行います。押すのとはまた違った不思議なふわっと緩んでいく感覚。ぜひ体感していただきたいと思います。

 

(2017年よりセラピーを漢方整体と表現しています。内容は同じものです。)