私が小学生の頃は、音楽の授業で、オルガン、ハーモニカの時間がありました。10歳上の従姉妹の家にはピアノがあって、よく遊びに行っては、教えてもらっていました。それが楽しくて、音楽が大好きでした。ハーモニカもいつも家で吹いていた記憶があります。

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口数も少なくておとなしい性格。声も小さくて、国語の時間の本読みが苦手でした。今でもはっきりと残ってることがあります。ハーモニカのテストのとき。先生が褒めてくださいました。オルガンも同じことがありました。きっとその頃からです。本読みも、大きな声が出るようになったね、と言われるようになったのは。

一人っ子の私は、いつも父親から厳しく言われることが多かったように思います。大事に育てられたとは思いますが、子どもの頃に褒めてもらった記憶はありません。先生に褒められた記憶がこんなにも鮮明に残っているのは、自分にとって、新鮮だったからなのでしょうか。褒められたことでの自信。それが他の事にも影響を受けて、自分が変わるきっかけになったのだと思います。

自分の強み、弱みとは、

大人になっても、褒めてもらえるというのはうれしいものです。だからまたがんばれる。お世辞などではなく、きちんといいことも、こうした方がいいよと指摘もしてもらえる。そして、そこからどう改善すればいいかまでを一緒に考えてくれる、そういう人がそばにいてくれることは、本当に有難いことです。自分の強み、弱みをしっかりと把握しておくことは大事です。

今でも人見知りの性格というのは変わっていません。相手の表情、行動、言葉遣い、波長が合う合わないを感じ取って、居心地のいい人かどうか。感覚がすべて正しいということはないから、あとでショックを受けることもあるし、酷いとだまされることもよくあります。でもまたそれを助けてくれる人がいるから、きっと今幸せな環境で生きているんだと。私自身は、素直に思うがままに、感じることを伝えていきたいと思っています。

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多くの方と関わらせてもらえてる中で、今感じたこと、想ったこと、書き留めておきたいこと。