娘の結婚式。こんなに幸せな時間が流れる一日は、今までになかったと思えるくらいに、温かくて、穏やかで。たくさんの方に祝福されて、本当に娘たちは幸せだなと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

母としての最後の役目

ベールダウンは、それまで愛情いっぱいに子育てしてきた母親の最後の役目だそうです。リハーサルで、そのことを聞かされて、涙がこみ上げてきてしまいました。娘を授かったときから、今までの映像が浮かんできました。走馬灯のように駆け巡るって、正しくこういうことを言うんだなと。挙式は、牧師さんの言葉や賛美歌を聴きながら、時間がゆっくりと流れていました。

 

式と披露宴では、いつもとは違う雰囲気の娘に不思議な気持ちになりました。落ち着いていて、とくに手紙を読んでいるときは、内容もですが、こんなにも成長したのだと、いろいろな想いが溢れてきました。すでに4月から名古屋での生活が始まっていますが、親としては、大丈夫かなと不安な気持ちでいっぱいでした。でも昨日の2人の様子を見ていて、これからは見守るという立場でいいのだと、安心しました。

今の気持ちを大切にして、これからも

今まで、受験、就職と節目では、なかなかスムーズにいかなかったことが多かったように思います。その最もつらかった時期に、親としてできることを精一杯考えて、娘と関わりました。そのことを娘も同じように想ってくれていたようでした。今、幸せな気持ちでいてくれていることが、親としても一番幸せなことです。今のこの気持ちを大切に、これからも歩んでいってほしいと思います。

最後に、たくさんのお祝いの言葉、本当にありがとうございます。