整体との出合い、整体院、鍼灸院開院まで
施術というのは押すというのが一般的ですが、圧をかけるものが苦手でした。あるとき、外向きの力のものに出合い、うわー、なんて不思議な感覚なんだろうと感動しました。それが今しているふわとろ漢方整体の基本のものということになります。
その資格を取ることになり中国にも行きました。脈診、舌診を学び、解剖研修も受けました。2 年間勉強して、資格を取得することができました。
そのとき、中国の病院で見た景色は、病院の中に鍼灸治療や日本でいうマッサージのような推拿というものが受けられるようになっていました。それを見て、西洋医学と東洋医学の融合によって、心身ともにもっと健康な人が増えるはずだと、その後、必要な人に届くようにという想いで仕事をスタートします。
その独特な施術を知ってもらうために、人脈を広げるためにも、コミュティに入会したり、毎週のように、イベントに出店したり、交流会にもいろいろ参加しました。
多くの出会いから、たくさんのことを学びました。勉強を始めてからだと20年。施術もですが、私自身もかなり変化しています。
少しマイナスのことも書くと、理不尽なことももちろんありました。落ち込むこともたくさんありました。
でもそれも必要なことであって、自身のことを省みるきっかけにもなりました。
そして、応援してくれている人がいること、私を頼って、施術を受けに来てくださる方のこと、
ありがとうって言ってくださる方がこんなにいるということに気づかされます。本当にありがたく、感謝の気持ちが溢れてきました。
そして、もっと信頼を高めるために、もっとレベルアップするために、民間の資格の整体師だけじゃなくて、鍼灸の国家資格を取ろうと思いました。
ただそういう気持ちにすぐに切り替えることができたわけではなくて、そのとき 56 歳でし
たし、年齢のこと、夜間部に通うので、仕事との両立、時間のこと、お金のこともありま
す。こんなこと贅沢なことではないかと思いました。いろいろ悩んだ末、決意して医療学校を受験しました。
ただ勉強は思った以上に大変で、その理不尽な出来事に対して、最初は悲しいっていう気持
ちだったんですが、それが怒りの感情に変わるんですね。そのエネルギーを勉強に向けたという感じでした。こんなに勉強したことないなというくらい、勉強しました。
結果、鍼灸の資格を取得して、鍼灸院を開院しました。
そこから人間関係も入れ替わって、あの出来事がなかったら、こんな風になっていなかっ
たかなと思えるようになりました。

