春の香道体験会に参加してきました。
先生は、推古13年(605年)に聖徳太子により創建された滋賀県安土町教林坊を流祖とする香道の流派。教林坊流葭風会の早川光菜先生。
香道のお話のあと、初めてのお香あそび(香を当てるお遊び)を楽しみました。5種類の香りを聞きわけます。香道では、香りを嗅ぐではなく、聞くと表現するそうです。これがなかなか難しく、正解されたのはお一人。
季節のお話の中で、おもしろいなと思ったのは、こいのぼりの吹き流し。五色の色は、青から、赤、黄、白、黒ということをお聞きし、調べてみました。やはり五行に由来しているということ。
源氏香のお話からも、源氏物語も読んでみようと思いました。
そして後半は、虎屋吉末さんの5月の生菓子、和三盆糖、そしてお抹茶を楽しむ時間もありました。温緩堂からも近く、安心、安全、こだわりのお店を巡るウォーキングでも伺ったことがあります。天津知羊羹、灘五郷が刻された樽型煎餅もぜひ。
年齢的なことなのか、古典に親しむ機会も少しずつ増えてきました。日本の伝統文化に触れる時間もまた心穏やかになります。まだまだ知らないことがありますし、こういう機会も大切にしたいと思います。
体験会後は、和食のお店へ。季節のお魚をいただきながら、ボルネオ島旅行のお話し。美味しいお食事を楽しみながら、アマゾンのお話もなかなか聞けないことばかりで刺激的な時間でした。