お灸のイメージって?熱い?我慢する?

お灸って、熱いのを我慢するイメージがあるというお声が多いのですが、いかがですか。

温緩堂にお越しくださる患者さまは、鍼灸が初めてという方が約8割。

様々なイメージをお持ちですが、整体院からの方は、一度受けてみたかったのでお願いします、という感じでは言ってくださっています。

お灸を据えるとは

「お灸を据える」という言葉があるように、罰を与えるという意味があるので、熱さを我慢するというイメージがあるのでしょうか。

私自身も医療の学校に通うまでは、大きい艾を直接肌に乗せて、灸痕(きゅうこん)が残るイメージでした。実際は、一般的には灸点紙というものを貼り、その上に半米粒大に艾を捻って乗せます。

どうでしょう。小さくて見えないくらいの大きさですよね。この大きさを何壮か据えていきます。

別の方法は、私はアポロ灸と呼んでいますが、直接肌に乗せるものです。

もしかしたら、このイメージの方が多いかもしれません。このお灸は、見た目よりも気持ち良くて私も好きな方法です。ちなみに、写真のお灸は(私は)お目々灸と呼んでます。

我慢するものではない

お灸は、実際は熱さを我慢するものではなく、熱さを感じたら、すぐ取り除くのが正しいやり方です。昔のように、灸痕(きゅうこん)を残すことは良しとしません。

患者さんの体質によって、お灸か、鍼がいいのか。どのツボか、どの大きさがいいのかを診ていきます。

心地良い整体ももちろん、お灸のポカポカの心地良さや独特の感覚もぜひ味わってみてくださいね。

もし不安があれば、お気軽にお問い合わせください。