医療学生としての3年間。膨大な量の内容を、どうやって覚えていけばいいのか、本当に悩みました。

1年生の時はとにかく暗記。覚えては忘れての繰り返しで、いずれ長期記憶になると信じ、毎日何時間も書いて覚えるという方法が中心でした。

2年生になると、コロナ渦で自宅学習が続きました。報告書の提出があり、対面授業よりも時間がかかりました。これもまた記憶に残すことができていないことに後になって気づきました。

記憶力というのは年齢に関係ない、コツがあるというのもその頃知りました。このこともまた改めて書きたいと思いますが、このままではいけないと焦りだしたのは2年生後半から。

3年生になり、2年間の復習とさらに新しい科目の授業も始まります。一度学んだことを、おさらいするわけですが、すっかり忘れてるということも多く、このときはさらに不安が募ってきました。

ただ暗記するだけでいい科目もありますが、それでは頭に残らない科目があります。それが私の場合は、臨床医学各論、解剖学、生理学。この科目はとくに苦労しました。

本来であれば、授業以外でゼミがあり、そこで復習をすることができます。これもコロナ渦で2年生から中止になり、さてどうすればいいか。

・先生に質問する・・・何がわかっていないのかわからないと質問ができない(笑)
・クラスメイトに教えてもらう・・・学年トップのクラスメイトがいて、かなり助けてもらいました。感謝!
・youtubeで勉強する・・・丸暗記だった解剖生理学を長期記憶にするために、仕組みをしっかり理解すること
が大切だということに気づかせてくれた

youtubeに関しては、内科のドクターにアドバイスいただいていたのですが、1、2年生と余裕がなく、3年生から見始めました。これは1年生から取り入れるべきだったなと後悔していることの一つです。

動画はいろいろあって、詳しく解説してくれていて本当に助かりました。私は、おもしろいものが記憶に残りやすく、初心者向けのものを繰り返し見ました。

学校の授業も丁寧でわかりやすい内容でしたが、フリーズしてしまうような内容だったり、なかなか一度では覚えられないようなものは、動画ではポイントを繰り返し見られるので、しっかり理解することができます。例えば、酸素解離曲線、心周期のことなどもとてもわかりやすいです。他にもたくさんあります。

メディカルロックティーチャーリョウさんの動画はわかりやすくて、基礎を勉強したいという方におすすめです。