以前、健康について書きました。

https://angeplume.com/blog/archives/5494

病気にならないための生活習慣

あえて、当たり前のことを改めて書いてみます。当たり前の事こそ、大切で、継続をするのがめんどうだからです。

健康のためには予防することが大切です。いわゆる予防医学の考え方です。予防には一次から三次までがあります。施術者としても予防としてのお手伝いもできればと考えて、日々活動しています。

一次予防とは、病気の原因を除去すること、病気にならないように普段から健康増進に努めることをいいます。食生活の改善、適度な運動、禁煙など、健康的な生活習慣を心掛けることが予防につながります。

個人の健康意識を高めることが大切なこと。そして健康阻害要因について理解する必要もあります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/seikatsu/seikatusyuukan.html

健康阻害要因は、食生活、生活環境、社会環境、そして、喫煙、飲酒があります。これは、わかってるんだけどなかなかできなくてという人が多いと思います。それでもここ何年かでも意識が高まってきているのではないでしょうか。

喫煙で見てみると、JTの調査でも成人男性の平均喫煙率は、昭和41年のピーク時は83.7%というのも驚きですが、今年2018年の調査では27.8%になっています。

http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html

約50年間で56ポイント減少したことになります。喫煙が、がんや脳血管疾患、冠動脈性疾患、糖尿病のリスクを上げることも明らかである結果ですね。

受動喫煙とは?家族のリスクのために

もう少し喫煙について書くと、たばこを吸うとき、吸い込む煙を主流煙、たばこの火がついているところから直接大気に立ち昇る煙を副流煙といいます。

この副流煙などを吸い込むことを受動喫煙といい、その受動喫煙の健康影響も問題視されています。国立がんセンターの調べでも、受動喫煙がある人は、ない人に対して、肺がんのリスクが約1.3倍になると報告されています。

中国での解剖研修で見た、喫煙者の肺が今でも目に焼き付いています。検索で出てくる画像まだいい方です。私が実際見た喫煙者の肺は、炭のように真っ黒でした。どれだけの影響を与えるかということを実感したことでも、たばこの煙の怖さが強くなりました。ご自身のことだけでなく、ご家族の方のためにも身体にやさしい暮らし方を考えていきたいですね。