漢方整体では、例えば腰痛であれば、その痛みはどこから来ているものか、原因は何かを考えます。同じ椎間板ヘルニアと診断を受けていても、痛みがある人、痛みを感じない人もいらっしゃいます。同じ病名でも、症状が違うということです。

身体全体を見て治療をする

中医学では、同じ病気でも、症状が違えばお薬も治療方法も異なります。それを同病異治といいます。病気だけを見るのではなく、身体全体を見て治療するという考え方です。よく「バランスを整える」と表現をするのもそのためです。

姿勢も大事ですが、きれいな姿勢が良いということではありません。姿勢からどういう症状が起こっているのかを観察をしています。

心身ともに緩むということから

緩む、とはどういうことか。簡単なことのようですが、その感覚がなかなか実感できない方もいらっしゃいます。結局それもどうしてできないのかということも観察しています。

40代女性。原因がわからず、長く続く痛みに悩まれていました。最近ようやく光が見えてきて、それだけでも、気持ちが落ち着かれたようです。それも一種の緩むということにもなります。

当院では、心身ともに緩むことから体調を整えるということを行います。その心地良さ、そして、ゆっくりと体の変化を実感していただくことができます。まずは一度体験してみてください。

病院だけではどうしても解決できないとき、何かお役に立てることがあるかと思います。