「どうしてこの施術を選んだのですか」という質問をよく受けます。何度となくお伝えしていることですが、私は鍼や圧をかける手技が苦手なのですが、この施術に出会って助けられました。
私の行なっている、つまむ、引っ張るという手技は、体の力が抜けてリラックスして瞑想状態になります。初めて体感したときの感覚は今でも覚えています。痛みからの解放だけでなく、心が体と一体だということを気づかされる瞬間です。
症状が重いと、いい状態に戻るときの瞑眩反応、いわゆる好転反応が起こり、改善していきます。これは健康に戻るために必要な過程。これを抜けると今までとは違う心身の感覚を体感することができます。
今までこんなものかと感じていた心身の感覚は、実はしんどい状態であったのだとわかります。良い状態が普通の感覚となり、さらに良い状態が上がっていきます。
強揉みが好きな方もいらっしゃいます。私のソフトな施術が物足りないという方もいらっしゃいますが、そのソフトな手技でも痛がる方もいらっしゃいます。何度か続けてくださってるうちに、その感覚が変わる瞬間があります。痛みの器の大きさが変化してきたということです。実は痛みのバランスを整えることで、変わっていくのです。
いっしょもいい、でも違うから気づいてもらえることもある。
私の手技は独特ですが、それを好んで毎週、毎月受けてくださる方がいて、続けることができています。私もこの手技で助けられたように、痛みで悩まれている方に届くようにと願いながら、これからも続けていきます。
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