大阪で一人暮らしをしている母のこと。今回の入院ではいろいろと考えさせられた。もちろんそれは急なこと。病院からは、本人から連絡があったので大丈夫かなと判断して、病院に向かったのは翌日。私は一人っ子なので、叔母が近くに住んでいるので本当に助かった。

今回は胃腸炎が原因での入院。でも様々な症状が出て本人も驚いたのだと思う。比較的落ち着くのも早かった。検査の結果も良好で、10日ほどで退院になった。それでも私には気になることがいくつか。自分で何でもできるし、基本元気だけど、物忘れが多くなったこと。最近長時間2人だけでいることがほとんどなかったので、今回泊まったことで気づいたことがある。

仕事でも高齢者の方と接することが多い。同じ話しを繰り返すことだったり、直前の行動が記憶にないこともよくあること。ゆっくりと話しを聞いたり、同じ質問にも初めてのことのように何度も答える。

でも母には強く指摘したりしてしまうこともある。来年80歳になるが、今までなかった母らしくない行動にもショックを受けてしまうこともある。年齢に関係なく物忘れはあるし、うっかりもある。でもこれってちょっと違うのではないかと思う行動があり気になる。

できるだけ、足を運ぶことにしようと思っても思うだけで、結局は電話をすることが増えただけ。仕事が休みの日はなくても、どこかで時間が作れるようにしなくてはと反省しつつ、後悔しないように行動していきたい。

いよいよ介護のことをもっと真剣に考えないといけないときがきたんだなと思う。ただ、母が求めてることが何なのか。そして、寄り添うとは。たくさん会話をしながら、安心してもらえるように考えていきたいと思う。