手のひらセラピーは、中医学の考え方を取り入れています。例えば、食。中医学では、酸、苦、甘、 辛、鹹(塩辛い)の五つの味に分けられています。

イライラと食の関係

肝と関係している酸は、怒の感情が関わっています。イライラしたり、怒りの感情が度を越すと、酸味のものを欲しくなります。これは、体がバランスを取ろうとするために起こる現象です。今は、あるものを食べるという状態が多いのかもしれません。自身が欲しているもの、食べたいと思うものを摂ることが本当は大切です。イライラしたり、腹の立つことがあったりしたときは、酸味のあるもの、と覚えておくと、感情を落ち着かせたいときに便利です。

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最近は、ダイエットを意識してる人も増えています。極端に食べたいものを我慢したり、同じものばかりを摂るという食生活はとても危険なこともあります。意識を内に向けて、今の自分の体の状態をしっかりとみること。きれいもやはり健康が基本にあるはずです。

体の感覚、感情を大切にして、食べたいと思うもの、今の自分の体に必要なものを腹八分目に摂ることが本当は理想ですよね。でもたまには、食べ過ぎ、飲み過ぎてしまったりすることもあります。それを抑え過ぎず、どこかでバランスを取りながら生活していけたらいいのではと思います。摂ることも抑えることもほどほどに。きちんとすることも必要ですが、肩の力を抜きながらいきましょう。そうすると、自分の心地良く感じる方向が見えてくるはずです。